SDGsやサステナブルという街中やテレビでよく聞くようになりました。
各テレビ局でもSDGs週間などの枠を設けて力を入れており、知っている人も多いかと思います。
しかし、具体的に何をすれば良いかはよくわからなかったり、「持続可能な」状態ってどんな状態なの?
と思いう方も多いかと思います。
今回は、個人が持続可能な生活を送るために取り組むことができる10のアイデアについて詳しくご紹介します。
これらのアイデアは環境への配慮と自己の生活改善を両立させるものとなっており、自分の生活が「持続可能な」状態、つまりSDGsな生活となるアイデアです。
取り入れられるものは多いと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くメンタルデザイナー
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳。
1. エコフレンドリーな交通手段の利用
エコフレンドリーとは「環境に優しい」、「持続可能な特性や性質を持つこと」を指します。
私たちの日常生活において、車の使用を減らし、代わりに公共交通機関や自転車を利用することは非常に重要です。
通勤や買い物の際には公共交通機関や自転車を選択することを心がけましょう。
また、近場の移動には自転車や徒歩を選ぶことで、温室効果ガスの排出を削減し、同時に健康促進にもつながります。
2. 持続可能な食事習慣の採用
食事は持続可能な生活において重要な要素です。
野菜、果物、穀物、豆類、ナッツ、種子などの植物性食品を食事の中心に据えます。
これらの食品は栄養素が豊富であり、飽和脂肪酸やコレステロールの摂取を制限することができます。
また、植物性の食品を中心とした食事を意識することで、農業による温室効果ガス排出や水資源の浪費を減らすことができます。
世界で排出される温室効果ガスのうち、20%近くを畜産が占めている
穀物、野菜、果物、植物由来のたんぱく質源などを積極的に取り入れ、肉や乳製品の摂取量を減らしましょう。
また、地元の農産物や季節の食材を選ぶことで、地域経済の活性化と環境への負荷軽減に貢献できます。
3. プラスチックの使用削減
プラスチックの使用削減は、環境への負荷を軽減するために非常に重要です。
まずは、使い捨てプラスチック製品の使用を避けることから始めましょう。エコバックを持ち歩いて買い物袋として利用したり、ステンレスや竹のストローを使用したりするなどの代替品を採用しているお店を選ぶことが大事です。
現在ではStarbucksやコンビニでもコーヒーにストローを使わないように配慮されてます。
リサイクルやリユースに重点を置き、廃棄物を最小限に抑える努力をしましょう。
再利用可能な容器やボトルを使い、食品をバルクで購入し、小分けにして冷凍しておくことで、不必要な包装材を減らすことができます。
地域によっては新しい家電を購入すると県や市町村からポイントが貰える
4. エネルギー効率の向上
自宅やオフィスのエネルギー使用効率を向上させることは、環境にやさしい生活を送る上で重要です。
LED電球の使用、断熱材の導入、エネルギースター認証を受けた電化製品の選択などを検討しましょう。また、再生可能エネルギーの活用も積極的に行いましょう。
エネルギースター認証とは省エネルギー型電気製品のための環境ラベリング制度
太陽光発電や風力発電などの導入を検討することで、自宅やオフィスでのエネルギー消費を持続可能なものにすることができます。
5. 持続可能なファッションの選択
ファッション業界は環境にとって大きな負荷を与える産業の一つです。
個人ができる取り組みとしては、ファストファッションの避け、サステナブルなファッションブランドやセカンドハンドショップでの買い物を選ぶことが挙げられます。
いいものを長く使う考え方
また、フェアトレード製品の購入も助けになります。
これにより、ファッションを楽しむことを尊重しつつ、環境に配慮した製造プロセスを持つ商品を選ぶことができます。
6. 食品のローカル・オーガニックな選択
ローカルフードとは地元で生産された食材のことを言います。
地元の農産物や食品を選ぶことは、環境に優しい食事習慣を築く上で重要です。
ローカルフードは運搬に伴う二酸化炭素排出量を削減し、地域の農業経済を支援します。
今運送業で問題視されている2024年問題も運送業だけの問題ではない
また、オーガニック食品は農薬や化学肥料の使用を最小限に抑え、環境への負荷を軽減し、人体にもいいため普段の食生活ではぜひ取り入れたいところです。
7. 水の節約
水の節約は持続可能な生活の一環として重要です。
シャワー時間の短縮や節水型のトイレや蛇口の利用、または雨水の収集や再利用など、さまざまな方法で水の使用量を減らすことができます。
夏であればお風呂を溜めずに、シャワーだけで済ませるようにすればそれだけで節水となり、地球とお財布にも優しくなれます。
8. 廃棄物の適切な処理とリサイクル
廃棄物の適切な処理とリサイクルは、サステナブルな生活を送る上で欠かせません。
ごみの分別やリサイクルに参加し、再利用可能な資源を最大限に活用しましょう。
また、廃棄物を最小限に抑えるために、購入時に包装の少ない製品やリフィルパッケージを選ぶことも有効です。
「使い捨て」がつくものは極力使わない
9. 自然環境への貢献活動への参加
地域の自然保護活動や環境ボランティア活動に参加することで、自分の行動が大きな影響をもたらすことができます。例えば、森林の植樹活動やビーチクリーンアップなど、地域の自然環境の保護と改善に積極的に取り組みましょう。
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10. 持続可能なライフスタイルの啓発と共有
これは自分が楽しみながら取り組むために必要なことです。
自身が実践しているサステナブルな取り組みを家族や友人、SNSなどで共有しましょう。
また、地域のコミュニティやイベントで講演やワークショップを行うなど、持続可能な生活に関する情報を発信し、周りの人々を啓発する機会を作りましょう。
サステナブルをオシャレに取り入れて楽しく取り組みましょう。
最後に
今回は個人が取り組むことのできるサステナブルな取り組みについて10のアイデアをご紹介しました。
エコフレンドリーな交通手段の利用や持続可能な食事習慣の採用、プラスチックの使用削減、エネルギー効率の向上、持続可能なファッションの選択など、これらの取り組みを実践することで、私たちは環境への負荷を減らし、持続可能な生活を送ることができます。
ぜひ、これらのアイデアを自分の生活に取り入れて、持続可能な未来のために行動しましょう。
一人ひとりの取り組みが大きな変化をもたらすことを忘れずに、地球環境と社会に貢献していきましょう。