こんな方におすすめ
- 子供が魚を食べてくれるか不安な親御さん
- 安くて調理しやすい魚を探している節約志向の家庭
- パンガシウスの販売方法に悩んでいる人

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パンガシウスはクセが少なく、さまざまな料理に使える白身魚として注目されています。
でも「本当に美味しいの?」「子供でも食べられるの?」と気になる人も多いはず。
そこで今回は、パンガシウスを ムニエル・蒲焼き・フライ の3種類に調理して実食しました。

パンガシウスのムニエル実食レビュー

あえて味付けをシンプルにして調理してみました。
淡水魚ということもあって全く生臭くなく、まな板も臭くなりません。
お肉を切るときのように、野菜を切った後にまな板を使えばいちいちまな板や包丁を変える必要がないのは楽だと感じました。
作り方

パンガシウスの切り身に片面だけ軽く塩コショウをして、両面に米粉(小麦粉)をまぶしました。

フライパンに米油(サラダ油でも可)を熱し、両面をこんがり焼くだけのシンプル調理です。

食べた感想
外はカリッと、中はふんわり。

想像していた泥臭さはほとんどなく、思った以上に洋風料理との相性が良いと感じました。
もっと下味を強い味にすればさらに想像している臭みはなくなると思います。
子供の反応
「お魚なのにお肉みたい!」と驚きながら、ペロッと完食。
骨も取られており、ピンボーンもない魚なので、骨を取れない小さな子でも安心して食べられました。
また作って欲しいと言われたのでタラやスズキが高い今、とても重宝しそうです。
パンガシウスの蒲焼き実食レビュー

こちらもなるべく味付けを濃くしすぎないように調整して作りました。

作り方

切り身をフライパンで軽く焼き、【醤油、酒、みりん】を大さじ2ずつ混ぜたタレに砂糖を小さじ1加え、絡めて仕上げます。

照りが出たら盛り付けて完成。

うなぎの蒲焼きをイメージしたレシピです。
食べた感想
口に入れると、タレの香ばしさを先に感じるのですが、その後に安いウナギでも感じる多少の泥臭さを感じました。
ウナギの蒲焼を想像していると、淡白すぎる味わいに多少の泥臭さをより強く感じてしまいました。
タレをしっかり絡ませて焼くことで泥臭さを感じないで美味しく食べることができそうです。
子供の反応
一口目でタレの美味しさを感じて美味しいと言いましたが、勢いよく食べることはできませんでした。
やはり泥臭さを感じてしまったため、苦手意識を持ってしまうようで、「また食べたい」とは言いませんでした。
今度は、弱火でじっくりタレに絡めて焼いて、また食べさせてみたいと思います。
パンガシウスのフライ実食レビュー

作り方

パンガシウスに軽く塩胡椒をし、米粉(小麦粉)・卵・パン粉を順につけます。
180度の油でカラッと揚げれば完成。
食べた感想
一旦、何もかけずに食べてみました。
揚げたてということもあり、衣はサクサク、中はふんわりでクセがなくとてもジューシー。
白身魚フライらしい軽さがあり、非常に食べやすく感じました。
気にならない程度ですが、ちょっとだけ泥臭さを感じました。

ソースをかけて食べてみたら、泥臭さは一切なく、日頃のおかずとして主力になるレベルでした。
子供の反応
ソースをかけて食べたところ、「おいしい!もう1個!」と、いつもより食欲アップ。
油っぽさを感じにくいので、親としても安心できました。

今回の3つの調理法の中で1番子供の反応がよく、パン粉までつけた状態で冷凍させておき、いつでも食べれるようにしておきました。
まとめ|パンガシウスは、とても美味しい魚
パンガシウスは、調理法によってまったく違った味わいを楽しめる魚でした。
骨が少なくクセもないので、子供から大人まで家族みんなで食べやすいと実感。

そのため下味をしっかりつけたり、ソースで風味を加えるとより美味しく食べられます。
白身魚のタラやスズキが高くて手が出にくいときには、代わりに使える優秀な魚だと思いました。
さらに淡水魚なのでキッチンに生臭さが残りにくく、扱いやすいのも魅力です。
手に入りやすく調理しやすいパンガシウスは、毎日の家庭料理にぴったりな万能魚といえるでしょう!