こんな方におすすめ
- 水産業のサプライチェーンってどうなってるの?
- 水産業のサプライチェーンで難しいことって?
- 水産業のサプライチェーンを勉強したい!

wideepについて
wideepでは水産専門のwebコンサルを行っております。
水産業の現場やSDGsの知識を活かし、『話すだけ』『見るだけ』で貴社の取り組みを伝わる言葉に変え、適切な発信をお手伝いいたします。
水産業のサプライチェーンとは?
水産業のサプライチェーンとは、魚や貝などの水産物が生産者から消費者の手に届くまでの一連の流れを指します。
具体的には、漁業者や養殖業者が水産物を生産し、次に加工業者がこれらを加工・保管します。
その後、物流業者が製品を流通させ、小売店やレストランなどの販売者を経て、最終的に消費者に届けられます。

また、各段階での連携や情報共有が重要であり、特に消費者のニーズに応じた商品開発や販路開拓を行う「マーケットイン」の考え方が求められています。
マーケットインについて知りたい方は「【イラスト付き】マーケットインとは?顧客が求めていることを考える!事例も2つ紹介」をご覧ください。
さらに、持続可能な水産業を目指すため、環境への配慮や資源管理もサプライチェーン全体で取り組むべき課題となっています。
水産物の生産から消費までの流れ
水産物が生産から消費者の手に届くまでには、いくつもの段階があります。
- 漁獲・養殖
- 加工
- 保管
- 流通
- 販売
以下では、各段階の役割と流れを詳しく解説します。
漁獲・養殖
水産物の供給は、主に漁業と養殖業によって行われます。
漁業では、漁師が海や川で魚や貝を捕獲します。
一方、養殖業では、特定の水域で魚や貝を人工的に育てます。

近年では、環境保全や資源管理の観点から、持続可能な漁業や養殖の取り組みが求められています。
加工
漁獲・養殖された水産物は、消費者のニーズや保存性を高めるために加工されます。
例えば、切り身や干物、缶詰など、さまざまな形に加工されます。

また、消費者の嗜好に合わせた新商品の開発も行われています。
保管
加工された水産物は、品質を維持するために適切な温度や湿度で保管されます。

保管中の品質管理は、消費者に安全で美味しい商品を提供するために欠かせません。
また、在庫管理や賞味期限のチェックも重要な業務となります。
流通
保管された水産物は、物流業者によって市場や小売店、飲食店などへ配送されます。
この段階では、輸送中の温度管理や迅速な配送が求められます。

また、IT技術を活用したトレーサビリティの確保も重要視されています。
販売
最終的に、水産物はスーパーや魚市場、レストランなどで消費者に販売されます。

また、消費者のニーズやトレンドを把握し、商品ラインナップに反映させることも求められます。
これらの段階を経て、私たちの食卓に新鮮で美味しい水産物が届けられています。
水産会社『三陸ラボラトリ株式会社』のサプライチェーン

三陸ラボラトリ株式会社は、岩手県大船渡市に拠点を置く水産加工メーカーであり、地域資源の活用や持続可能な水産業の推進に取り組んでいます。
同社のサプライチェーンは、生産者から販売者までの各段階で効率的な連携を図り、品質の高い製品を消費者に届けることを目指しています。
また、福祉事業所との連携による障がい者雇用の促進や、規格外品の有効活用など、社会的価値の創出にも努めています。
水産サプライチェーンの課題と解決策
水産サプライチェーンは、効率化や持続可能性の確保、そして業界の魅力を伝えることなど、多くの課題に直面しています。
- 効率化の必要性
- 持続可能性への取り組み
- 魅力の宣伝
以下では、これらの課題とその解決策について詳しく解説します。
効率化の必要性
水産業のサプライチェーンでは、リスク管理やコスト削減、サプライヤーとの関係構築、持続可能性などの課題が存在します。

例えば、最新の技術を導入して物流や在庫管理を最適化することで、無駄を削減し、コストを抑えることが可能です。
また、サプライヤーとの強固なパートナーシップを築くことで、情報共有や協力体制が強化され、全体の効率が向上します。
さらに、持続可能な取り組みを推進することで、環境への配慮とともに、消費者からの信頼を得ることができます。
持続可能性への取り組み
水産業の持続可能性を確保するためには、資源管理の強化や環境保全、気候変動対策が不可欠です。

政府や企業は、若者への漁業の魅力向上や働きやすい環境の整備、教育・研修制度の充実を進める必要があります。
また、
- 持続可能な漁業慣行の実施
- 規制枠組みの強化
- 透明性とトレーサビリティの向上
- 物流とテクノロジーの最適化
など、多面的なアプローチが必要です。
魅力の宣伝
水産業の魅力を広く伝えることは、若者の就業促進や消費者の関心を高めるために重要です。
例えば、漁業や養殖業の現場体験イベントを開催し、実際の作業や生産物に触れる機会を提供することで、業界への理解と興味を深めてもらうことができます。
また、SNSやウェブサイトを活用して、漁業者のストーリーや地域の特色、持続可能な取り組みなどを発信することで、消費者や若者の共感を得ることができます。
さらに、地元の学校やコミュニティと連携し、教育プログラムやワークショップを通じて、水産業の重要性や魅力を伝えることも効果的です。
これらの取り組みにより、水産業のイメージ向上と人材確保、そして消費拡大につなげることが期待できます。
消費者が知っておくべきこと
水産物を選ぶ際、消費者が知っておくべき重要なポイントがあります。
以下では、トレーサビリティの重要性と、賢い消費者になるための方法について解説します。
トレーサビリティの重要性
トレーサビリティとは、水産物がどこで、どのように生産・加工・流通されたかを追跡できる仕組みのことです。

例えば、輸入された養殖エビやウナギから抗菌剤や抗生物質が検出されるケースが報告されています。
トレーサビリティが確立されていれば、こうした問題のある商品を特定し、適切な対応が可能となります。
また、違法・無報告・無規制(IUU)漁業による水産物の流通を防ぐためにも、トレーサビリティは重要です。
消費者が安心して水産物を購入するためには、トレーサビリティの確保が欠かせません。
賢い消費者となるために
賢い消費者になるためには、購入する水産物の生産方法や産地、持続可能性について意識することが大切です。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
エコラベルの確認
持続可能な漁業で獲られた製品には、MSC(海洋管理協議会)の青いエコラベルなどが表示されています。
信頼できる販売店の利用
品質管理が徹底された店舗やオンラインショップで購入することで、安全性が高まります。
情報収集
生産者やブランドのウェブサイト、商品パッケージの情報を確認し、持続可能な取り組みを行っているかをチェックしましょう。
これらの行動を通じて、消費者自身が水産資源の保全や環境保護に貢献できます。
賢い選択が、未来の海を守る一歩となります。
まとめ
水産業のサプライチェーンとは、魚や貝などの水産物が生産者から消費者の手に届くまでの一連の流れを指します。
水産物の生産から消費までの流れは以下のとおりです。
- 漁獲・養殖
- 加工
- 保管
- 流通
- 販売
水産サプライチェーンの課題と解決策は、
- 効率化の必要性
- 持続可能性への取り組み
- 魅力の宣伝
上記が挙げられます。
消費者が知っておくべきこととして、
トレーサビリティの重要性や購入する水産物の生産方法や産地、持続可能性について意識することが大切です。
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